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腰椎椎間板症って…?症状と原因、対策からストレッチまで細かく解説

腰椎椎間板症…
あまり聞き慣れない言葉で
病院でこのように診断されたときに
もしかすると説明される時間も自分で痛みを取る方法も
細かく伝えられていない方も多いこの疾患。
原因から対処法まで細かく解説していきます!

目次

腰椎椎間板症ってなに?

腰椎椎間板症とは
腰の部分にある椎間板と言われるクッションがボロボロになって
炎症や神経への障害を起こしてしまう病気です。

比較的高齢の方に診断されることが多く
椎間板ヘルニア脊柱管狭窄症といった重大な状況までは進んでいないけれど
レントゲン上でボロボロになっている場合に診断されることが多いです。

ただの加齢?

骨やクッションである椎間板は
年齢を重ねるにつれて
水分量が低下したり、負荷がかかった状態が続くことで
「つぶれて」「広がる」という特徴があります。

ただ当然、誰しもそれが起きるかというと
実際はそんなことはなく
ご高齢でも綺麗な骨の状態という方もおられます。
なぜそんな差が生まれてきてしまうのでしょうか?

なぜ椎間板に問題が起こるの?

椎間板はクッションの役割がありますが
ボロボロになってしまう方が多いです。
それは「股関節や肩甲骨が動かず、腰だけに負荷がかかるから」です。

股関節と肩甲骨はとても大切な関節で
大きな可動域があるはずの部分になっています。
しかしながら、運動不足や悪い体の使い方を繰り返してしまうせいで
どうしてもお尻や背中の筋肉が硬くなります。
そうなるとたくさん動くはずだった関節が動かなくなります。

代わりに頑張らざるを得なくなるのが
腰の部分になってしまうということですね。
頑張らないといけない状態が長期間続くと
骨もクッションもボロボロになってしまうというのは
想像しやすいかと思います。

注意しないといけない腰椎椎間板症の症状は?

注意していただきたいのが
過去に腰椎椎間板症と診断されていて
その時は腰痛だけだったが
しばらく経ってから足の痺れや痛みが起きてきたというパターンです。
状態が進行して脊柱管狭窄症やヘルニアになっている可能性もあります。

そうなった中で特に気にしないといけないのが
①筋力低下が起きて爪先立ちとかかと立ちができない
②おしっこやうんちがコントロールできない
といった場合には
かなり危険な状態に進行してしまっている可能性が高いので
すぐに病院にいきましょう。

骨がボロボロ=痛い??

骨折まで起こっていれば当然痛みますが
基本的に腰椎椎間板症の方は変形のみで
骨折は起こっていないはずです。
※骨折を伴っている場合は腰椎分離症
脊柱圧迫骨折と診断されます。

そうすると
椎間板のクッションがボロボロになれば痛みが起きてしまうのでしょうか?
答えはNoです。
椎間板が飛び出すほどボロボロになる椎間板ヘルニアですら
痛みの関係性は証明されておりません。

これは国が発行している腰椎椎間板ヘルニアガイドラインの中にも記載がありますが
痛みを感じていない人でもMRIをかけてみると
腰の4番目と5番目の位置で25%
腰の5番目と仙骨の位置で35%もの人に
ヘルニアが飛び出しているのが見つかっています。

つまり椎間板がボロボロになるのと痛みは
関係性がないということです。
あなたの痛みの根本的な原因はやはり股関節や肩甲骨が動かず
筋肉に負担がかかってしまっていることにあります。

病院での筋・筋膜性腰痛の治療法は?

では、病院ではどのような対処をされるか考えていきましょう。

基本的には痛み止めの薬や機械による電気治療
腰の骨の牽引などをするところが多いでしょう。
腹筋や背筋などの運動を指導されることもあります。

腰椎椎間板症は
血流不全や、炎症によるものがほとんどですので
上記のことをすれば一時的に血流は改善されるので
痛みが少しはマシになることが多いでしょう。

オペをされることはほぼありません。
オペをしないといけないということは
椎間板ヘルニア分離症
もしくは圧迫骨折となってしまっている可能性があります。

整骨院での筋・筋膜性腰痛の治療法は?

基本的には保険診療になりますので
患部への治療がメインとなることが多いでしょう。
骨盤矯正やハイボルトと言われる強い電気が必要だからという形で
保険対象外のメニューを勧められることも多いかと思います。
全身にアプローチをしていかないと
根本的な改善は望めないこともあるので注意が必要です。

整体院での筋・筋膜性腰痛の治療法は?

正直いいところも悪いところも
金額設定もピンからキリなので難しいですが
体全体をトータルで見て
根本的な治療を提供してくれるところが多いです。

金額がかかっても
・ぶり返さない体を作りたい
・辛い症状早く解決したい
・丁寧に細かくパーソナルでみて欲しい
という方にとっては一番マッチする可能性があります。

そんなところに行かず、今すぐ自分で痛みを緩和させる方法はないの?

炎症が強すぎない状態や
分離症、もしくは圧迫骨折と言われる骨折が起きている状態ではないのであれば
ご自身でのセルフケアでも症状が改善する可能性があります。

まずは股関節の筋肉の状態を整えてあげることで
腰の負荷を減らしていくことが最優先課題になります。
痛みを取るセルフケアと
予防方法の2つをお伝えしていきます。

腰椎椎間板症の痛みを自分で取り除く方法

とにかくまずはお尻の筋肉の硬さを解消し
腰の骨やクッションの負荷を取り除くことが絶対に必要です。

やり方としてはできれば
テニスボールを用意してください。
100円ショップとかで売っているもので大丈夫です。
家にない場合は瓶の底のような
少し硬くて、丸い形状のものであれば大丈夫です。

ご準備いただけたら
①仰向けに両膝を曲げて寝る
②お尻の押すと痛気持ちいいところを探してボールをセット
③セットされている足だけを横に倒して深呼吸をゆっくり5回繰り返す
これを朝と夜欠かさず行ってください。

少しずつお尻の筋肉の緊張がほぐれて腰痛が改善される方が多いです。
少しわかりにくいと思うので
こちらの動画もご参考になさってください。

腰椎椎間板症の予防方法

予防方法はシンプルなもので、スクワットがいいです。
お尻の筋肉を鍛えてあげて
正しく動くようにしてあげるだけで大きな予防になります。
①肩幅より少し大きく足を開いて立ちます
②目線の高さに腕を上げます
③膝が爪先より前に出ないようにゆっくりお尻を下ろします
④ゆっくり10~20回ほどを毎日繰り返しましょう
筋肉痛が強かったり、腰や足に痛みを感じるような時は
むりをせずやめましょう。
不安定な方は動かない椅子やソファなどに手をついて
必ず転ばないように気をつけてスクワットを行いましょう。

【全国で対応可能】ご案内

最後に少しご案内をさせてください。

私が総院長を務めております
「腰痛専門」整体院札希-さつき-では腰椎椎間板症の方の施術も
自信を持って対応致しております。
丁寧なカウンセリングと独自の整体技術で
腰椎椎間板症の根本的な症状の改善を行います。

初回特別お試し料金1980円で
ご案内しておりますのでぜひお気軽にお問い合わせください。
無料相談も受け付けております。

整体院札希-さつき-は現在
北海道:札幌、旭川
東京:門前仲町、立川
埼玉:南浦和
神奈川:センター北
に店舗がございます。

こちらからお近くの店舗をご確認ください。
あなたの症状が少しでも早く改善されることをお祈りしております。

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