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筋・筋膜性腰痛と診断されたら…。症状と対策、ストレッチまで細かく解説

筋・筋膜性腰痛…
なんとなく聞いたことがある人もいるかもしれません。
病院でこのように診断されたときは
お薬や電気治療だけでは根本的には治らないかもしれません…。
原因から対処法まで細かく解説していきます!

目次

筋・筋膜性腰痛ってなに?

筋・筋膜性腰痛とは
その名の通り、筋肉と、筋膜の部分で
炎症や血流不全が起きてしまうことによって
痛みが発生してしまうような疾患です。
レントゲンやMRIで特別な異常が見られず
足の痺れや痛みが伴っていない腰痛だけの人が診断を受ける傾向が強いです。

筋肉はわかるけど、筋膜ってなに??

筋肉はみなさん分かりますよね。
ただ筋膜って聞き慣れないと思いますし
医療の分野でも話題となり注目を集めたのは近年です。

これもその名の通り筋肉を包む膜です。
筋肉の外側にも何層にも分かれている内側の層にも膜があります。
鶏肉をイメージしていただくと分かりやすいかもです。
脂身の白い部分とは違い
うすーい透明でいてちょっと硬めの膜があると思います。
イメージつかない方は鳥のもも肉を今すぐ買ってきてください。笑

筋膜が注目を浴びている理由は
痛みを感じるセンサーがものすごく膨大にあることが分かったからです。
痛みを感じるセンサーは筋膜の他に
脂肪や関節を包む袋、骨膜、神経などにもありますが
ほぼ9割以上が筋膜に分布されていると考えられており
慢性痛の大きな原因ではないかと注目されています。
こういった理由から私が総院長を務める
腰痛専門整体院札希-さつき-でも
主に筋・筋膜へのアプローチを中心に行います。

なぜ筋膜に問題が起こるの?

筋膜は引っ張られたり、負荷がかかりすぎて硬くなったりすると
血流循環が悪化して痛みとして
問題が起こっている事を体に知らせてくれます。

特に腰の部分ですと
胸腰筋膜と言われる部分が硬くなってしまうと痛みを起こすと考えられています。
ではこの胸腰筋膜がなぜかたくなってしまうのかも考えていきたいですね。

腰の筋膜がなぜ硬くなってしまうの?

「股関節や肩甲骨が動かず、腰だけに負荷がかかるから」です。
股関節と肩甲骨はとても大切な関節で
大きな可動域があるはずの部分になっています。
しかしながら、運動不足や悪い体の使い方を繰り返してしまうせいで
どうしてもお尻や背中の筋肉が硬くなり
そうなるとたくさん動くはずだった関節が動かなくなります。
代わりに頑張らざるを得なくなるのが
腰の部分になってしまうということですね。

注意しないといけない筋・筋膜性腰痛の症状は?

スポーツをしているような方で
オーバーワークが多く、安静にしていても痛みがあるような場合
分離症と言われる状態の可能性があります。
これは疲労骨折の一種で
骨が折れてしまっている可能性があります。

中学2〜高校3年生くらいに多い印象があります。
筋肉の痛みだと思って病院にも行かず頑張り続けて
どうしようもなく痛くなってレントゲンをとってもらうと骨折してしまっていた。
という事例も多くみてきました。
足の痛みや痺れがないからといって
安易に軽い症状と決めつけないようにご注意ください。

病院での筋・筋膜性腰痛の治療法は?

病院では基本的に
痛み止めの薬や機械による電気治療
腰の骨の牽引などをするところが多いでしょう。
腹筋や背筋などの運動を指導されることもあります。

筋・筋膜性腰痛は
血流不全や、炎症によるものがほとんどですので
上記のことをすれば一時的に血流は改善されるので
痛みが少しはマシになることが多いでしょう。

オペをされることはほぼありません。
オペをしないといけないということは
椎間板ヘルニア分離症となってしまっている可能性があります。

整骨院での筋・筋膜性腰痛の治療法は?

基本的には保険診療になりますので
患部への治療がメインとなることが多いでしょう。
骨盤矯正やハイボルトと言われる強い電気が必要だからという形で
保険対象外のメニューを勧められることも多いかと思います。
全身にアプローチをしていかないと
根本的な改善は望めないこともあるので注意が必要です。

整体院での筋・筋膜性腰痛の治療法は?

正直いいところも悪いところも
金額設定もピンからキリなので難しいですが
体全体をトータルで見て
根本的な治療を提供してくれるところが多いです。

金額がかかっても
・ぶり返さない体を作りたい
・辛い症状早く解決したい
・丁寧に細かくパーソナルでみて欲しい
という方にとっては一番マッチする可能性があります。

そんなところに行かず、今すぐ自分で痛みを緩和させる方法はないの?

炎症が強すぎない状態や
分離症と言われる骨折が起きている状態ではないのであれば
ご自身でのセルフケアでも症状が改善する可能性があります。

まずは股関節の筋肉の状態を整えてあげることで
腰の負荷を減らしていくことが最優先課題になります。
痛みを取るセルフケアと
予防方法の2つをお伝えしていきます。

筋・筋膜性腰痛の痛みを自分で取り除く方法

とにかくまずはお尻の筋肉の硬さを解消し
筋膜が引っ張られている状態を取り除くことが絶対に必要です。

やり方としてはできれば
テニスボールを用意してください。
100円ショップとかで売っているもので大丈夫です。
家にない場合は瓶の底のような
少し硬くて、丸い形状のものであれば大丈夫です。

ご準備いただけたら
①仰向けに両膝を曲げて寝る
②お尻の押すと痛気持ちいいところを探してボールをセット
③セットされている足だけを横に倒して深呼吸をゆっくり5回繰り返す
これを朝と夜欠かさず行ってください。

少しずつお尻の筋肉の緊張がほぐれて
腰痛も足の痛み、シビレも改善される方が多いです。
少しわかりにくいと思うので
こちらの動画もご参考になさってください。

筋・筋膜性腰痛の予防方法

予防方法はシンプルなもので、スクワットがいいです。
お尻の筋肉を鍛えてあげて
正しく動くようにしてあげるだけで大きな予防になります。
①肩幅より少し大きく足を開いて立ちます
②目線の高さに腕を上げます
③膝が爪先より前に出ないようにゆっくりお尻を下ろします
④ゆっくり10~20回ほどを毎日繰り返しましょう
筋肉痛が強かったり、腰や足に痛みを感じるような時は
むりをせずやめましょう。

【全国で対応可能】ご案内

最後に少しご案内をさせてください。

私が総院長を務めております
「腰痛専門」整体院札希-さつき-では筋・筋膜性腰痛の方の施術も
自信を持って対応致しております。
丁寧なカウンセリングと独自の整体技術で
筋・筋膜性腰痛の根本的な症状の改善を行います。

初回特別お試し料金1980円で
ご案内しておりますのでぜひお気軽にお問い合わせください。
無料相談も受け付けております。

整体院札希-さつき-は現在
北海道:札幌、旭川
東京:門前仲町、立川
埼玉:南浦和
神奈川:センター北
に店舗がございます。

こちらからお近くの店舗をご確認ください。
あなたの症状が少しでも早く改善されることをお祈りしております。

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