ぎっくり腰の原因とは?あなたは病院に行くべき?自分で治す方法も徹底解説!
急に襲われる突然の激痛”ぎっくり腰”にあなたもお悩みではありませんか?
ぎっくり腰の原因、危険なもの、ケアの方法
全てをこちらで解説していきます。
目次
- ○ ぎっくり腰とは?
- ○ ぎっくり腰になる原因
- ○ 病院に行くべき危険なぎっくり腰とは?
- ・危険なぎっくり腰①:下半身に力が入らなくなるパターン
- ・危険なぎっくり腰②:おしっこやうんちがコントロールできなくなるパターン
- ○ ぎっくり腰になったら、体操やストレッチをすべき?それとも安静が大事?
- ○ ぎっくり腰は冷やすべき?温めるべき?
- ○ ぎっくり腰には温かい湿布と冷たい湿布はどっちがいい?
- ○ ぎっくり腰の痛みを自分で解消する方法は?
- ○ ぎっくり腰の時のコルセットの付け方は?いつまでつけておくべき?
- ○ ぎっくり腰の予防法は?
- ○ 【全国で対応可能】ご案内
ぎっくり腰とは?
ぎっくり腰とはあくまで俗称で、正確には『急性腰痛』『急性腰椎捻挫』などと診断されます。
重たいものを持った時や、変な姿勢から急に動き出そうとしたときに
腰に負荷がかかりすぎてしまい、突然の痛みとともに腰が動かせなくなってしまうような状態を指します。
欧米ではその激しい痛みから『魔女の一撃』とも呼ばれます。
通常1~2週間で痛みがおさまる方が多いものの
椎間板ヘルニアなどの重症疾患への移行や、痛みの慢性化
定期的にぎっくり腰を繰り返すように担ってしまうようになる方も多く見受けられます。
ぎっくり腰になる原因
原因は『腰(腰椎)の動きすぎ』にあります。
腰は重たい頭や上半身を支えなければなならない部分であり
基本的には動きはとても少ない部分になります。
解剖医学的にも
腰椎は前屈10度、伸展3度、回旋はごくわずかとなっており
※腰椎の解剖とキネマティクス 松尾庸平より抜粋
動きすぎてはいけない部分になっています。
その代わりに腰の上下の関節である胸椎や肩甲骨、股関節が動いてくれることによって
負荷を分散しています。
しかし、デスクワークや重労働、日々の疲労の蓄積などにより
肩甲骨や股関節周囲の筋肉が緊張を起こしてしまうことにより
腰が動きすぎてしまいます。
関節がずれすぎてしまったときに起こるのが「ぎっくり腰」であると考えましょう。
病院に行くべき危険なぎっくり腰とは?
今この記事をご覧になっているということは
強い痛みのせいで動けなかったり、困っておられる方かと思います。
そして、初めてぎっくり腰を経験される方の場合は
今の痛みが本当にぎっくり腰かどうか
病院に行くべきなのか、安静にしていて治るものなのかもはっきりわからず
不安に感じられる方も多いと思います。
病院に行くべき危険なぎっくり腰も中にはあるのでそちらも解説しましょう。
危険なぎっくり腰①:下半身に力が入らなくなるパターン
これは椎間板ヘルニアという状態になってしまっている可能性があります。
椎間板ヘルニアについてはこちらを参照ください。
力が入らない筋力低下の状態までなってしまっていると
しっかりと病院で診断を受けた方がいいです。
お薬などでしのいで行くべきで、下手に整体や特にカイロプラクティックと言われるところに行くと
より症状が悪化する場合があります。
チェック方法としては
爪先立ちやかかとだけで立つことができるかどうかです。
これができないならマッサージや整体はオススメせず、病院に行くべきです。
危険なぎっくり腰②:おしっこやうんちがコントロールできなくなるパターン
これは脊柱管狭窄症の末期で起きる可能性があります。
腰や仙骨周りの神経が圧迫されてしまうことにより
膀胱や直腸に関わる神経が問題を引き起こし排尿・排便のコントロールが効かなくなります。
こうなるとすぐにでも整形外科に行き、お医者様の診断を受けることが大切です。
できるだけ早ければ早いほどいいので
整体院やマッサージなどには行かず、必ず病院にいきましょう。
ぎっくり腰になったら、体操やストレッチをすべき?それとも安静が大事?
上2つの症状に当てはまらず、病院に行くほどではないけれど…
という人は何をすると良いのでしょうか?
自分でストレッチやセルフケアもしても良いのか、解説していきます!
ぎっくり腰は炎症が腰に起こってしまう状態です。
子供は1日、成人であれば2日間(48時間)ほどは
炎症が起きると言われていますのでその間は安静にしておくことが重要です。
体操やストレッチをすべきといった意見もありますが
あくまでそれはそれは炎症がおさまったときで
・何もしていなくても痛い
・痛い部分が熱い感じがする
というときは無理に体操やストレッチはせず
痛み止めや湿布で安静にしてください。
整体院などに行ってもその場では気持ちいいこともあるかもしれませんが
基本的に炎症による痛みは引かないことが多いです。
2日は安静と覚えておきましょう!
安静にするときは上の写真のように
横向きになり、抱き枕のようなものを入れて寝ると良いです。
仰向けやうつ伏せは基本的に腰に負荷がかかるので
できるだけ避けましょう。
ぎっくり腰は冷やすべき?温めるべき?
そしてずっと議論されている
冷やす、温める、どちらなの論争ですが
上記の理由から
熱感のあるときは冷やしてあげて
それがひいてきたらお風呂などで積極的に全身を温め
血流循環の改善をはかりましょう。
血流循環と筋緊張が緩和すれば痛みも同じように緩和していくことが多いです。
ぎっくり腰には温かい湿布と冷たい湿布はどっちがいい?
これはどちらも同じです。
湿布は温かい冷たいはあくまでどちらが気持ちがいいかだけで
成分として入っている消炎鎮痛が重要になります。
好きな方、家にある方を選択するといいでしょう。
ぎっくり腰の痛みを自分で解消する方法は?
一番簡単で効果的なのは、ふくらはぎをマッサージすることです。
ふくらはぎは「第二の心臓」とも言われており
心臓に血流を戻す筋ポンプ作用というものが備わっております。
全身の血流が良くなれば痛みの改善にも効果が大きいです。
痛くない姿勢でふくらはぎを下から
痛すぎない程度でぎゅーっと押してあげましょう。
3秒押したら少しだけ上にずれて再度3秒押してあげてください。
硬いところは入念に!
ぎっくり腰の時のコルセットの付け方は?いつまでつけておくべき?
ぎっくり腰の方は普段から腰痛を抱えている方も多いので
コルセットを持っている方が多いのですが
付け方を間違えてしまっている方が多い印象です。
コルセット、立ってつけていませんか?
コルセットは立った状態でつけてしまうと腰の前弯(ぜんわん)といい
反り腰のような状態になってしまうことが多いです。
なのでコルセットは必ず寝てつけましょう。
①ベッドの上にコルセットを広げる
②その上に腰の中心を合わせて寝る
③両膝を曲げる
④息を吐き切りながらコルセットをつける
という順番でつけると腰が反り腰にならずに正しく着用できます。
ちょっとテキストだとわかりづらいかと思ったので
こちらの動画でも解説しています。
必ず寝てコルセットをつけて
腰が反り腰にならないように注意しましょう!
そして急性期の強い炎症の痛みが過ぎた頃には
コルセットを外して少しずつ動くようにしましょう。
コルセットは腰の動きも止めることで痛みを抑えますが
股関節の動きも同時に止めてしまうので
中長期的にみると
慢性化やぎっくり腰を引き起こす要因になります。
だらだらとコルセットをつけ続けるのは危険だと覚えておきましょう。
ぎっくり腰の予防法は?
日頃から適切な運動・休養・栄養状態を保つことと
股関節や肩甲骨を正しく動かせるように
ストレッチやトレーニング
ご自身で何をすべきかわからない
自分ではなかなか動けないという方は整体で体を調整することが必要です。
辛い痛みは炎症の時期を乗り越えれば楽になることもありますが
予防や根本原因を解消しないことには
辛い痛みを繰り返す体になってしまいます。
ぜひ一度はプロに見てもらうこともご検討ください。
【全国で対応可能】ご案内
「腰痛専門」整体院札希-さつき-ではぎっくり腰の方の施術も
自信を持って対応致しております。
炎症の痛みはとりきれないこともありますが
丁寧なカウンセリングと独自の整体技術で
ぎっくり腰を繰り返さない体づくりまで目指して
根本的な症状の改善を行います。
初回特別お試し料金1980円で
ご案内しておりますのでぜひお気軽にお問い合わせください。
無料相談も受け付けております。
整体院札希-さつき-は現在
北海道:札幌、旭川
東京:門前仲町、立川
神奈川:センター北
に店舗がございます。
こちらからお近くの店舗をご確認ください。
あなたの症状が少しでも早く改善されることをお祈りしております。